大山阿夫利神社
少し前から行くって言っていて行けなかった大山に登ってきました。大山は丹沢の山です。丹沢は神奈川県で、車で1時間ぐらいのところにあるんだけど、前情報で蛭が出るってきいていて、行くなら涼しい時期だなと思っていました。どうせなら桜の開花と一緒に山桜を見たかったのですが周知のとおり今年は桜の開花が早まり、僕の仕事の都合もあって、今週になりました。
朝5時におきて6時出発。東名高速の厚木で降りて、大山は伊勢原市にあります。朝7時過ぎにパーキングにとめたんだけど、すでに駐車場はほとんど埋まっていて、やはりこの時間にきてよかったです。車で来たのはいいけど駐車場いっぱいで駐車場を探すというのが一番嫌いです。
こんなところあったんだというぐらいひなびた温泉街みたいになっていて、観光で旅館に泊まっている人もいました。
今回のコースは大山ケーブル駅→女坂を登って大山寺→阿夫利神社下社→登山道を登って大山山頂→見晴台→二重滝→阿夫利神社下社→ケーブルカーで大山ケーブル駅といったコースです。
ここから女坂の始まりです。阿夫利神社下社までケーブルカーに乗るのもありです。
最後に山登りしたのが去年の夏の高尾山なので、ずいぶん登っていないです。最初は大山寺を経由して阿夫利神社下社を目指すのですが、この道のりでグロッキーでした。すごいきつい。最初は阿夫利神社下社までケーブルカーで行きたかったのですが、朝早すぎて始発が出ていなくて、始発が始まる前に阿夫利神社下社に到着していました。でもこの女坂は結構よかった。初心者は阿夫利神社下社往復でも楽しいと思います。秋も紅葉がきれいなんじゃないかな。
阿夫利神社下社につくころは風がすごい強くて、登っていると汗をかくんだけど、冷たい風がビュービュー吹いていて、服装に困りました。大体今日は朝急いでいたためか、軽く羽織れるフーディニジャケットと帽子と花粉用のマスク忘れてました。フリースだと暑かったので、仕方なくレインジャケットを着て登りました。実はここでもうケーブルカーに乗って帰ろうか悩みました。一人で行くと自分に甘くてだめです。でもまだ朝8時半だったしいつもなら通勤の電車内だったのでしかたなくゆっくり登ることにしました。
阿夫利神社下社に到着。まだ8時半ごろなので人はほとんどいません。
阿夫利神社下社からの登山道が結構厳しく、きつくて途中でまたカメラをしまいました。一段一段が高いんですよ。風もすごくて、冬山はもっときついんだろうなと思いながら登っていました。途中途中の眺めはよくて、伊勢原市の街が一望できました。もやがかかっていないと横浜のランドマークタワーとか、ずっと先のスカイツリーも見えるんだよって知らないおじさんが教えてくれました。
途中の富士見台からの眺め。ご覧のとおり富士山は見えないです。森林限界というわけではないのですが、途中から緑がなくなります。とにかく風がきつかったです。
頂上はやはり眺めはいいのですが、阿夫利神社本社があるって聞いてたんだけどあったのはこれ↓。頂上は10時10分ごろでしたが人がぞろぞろ集まってきました。別のコースから登ってくる人もいました。風は少し収まっていました。
早めのお昼のおにぎりを食べていると、突如地震が。山の上だと隠れるところもありませんが危険なのか安全なのかわかりません。不思議な感じがしました。30分休んで下山。
帰りがひざが痛くなってしまって。一段ずつゆっくり帰ってきました。ジョギングしててたまにひざが痛くなることはあったのですが、こんなに痛くなったのは初めてで、少し困りました。帰り道だから進まないと仕方ないし。見晴台を経由して通行止めの橋を渡って、何とか阿夫利神社下社に到着。ジャケットに革靴の観光客のおじいさんたちにかこまれてケーブルカーに乗って帰りました。車の運転は大丈夫だったがひざがどんどん痛くなって、家ですぐお風呂に入って湿布です。平坦な道は大丈夫だけど階段がちとつらい。やっぱトレーニングしないといかんです。明日から仕事なのに大丈夫だろうか。
通行止めなので自己責任で渡ってください、と言われました。自己責任で怪我をしたらどうなってしまうのでしょうか。渡らないと帰れないし。
色々忘れ物したり、膝が痛くなったり反省点の多い山歩きでしたが、新しいカメラを持っていき忘れたのが痛かった。まあ電池は大丈夫でしたが…。